初めての一時帰国で初企画した、英語もしゃべれず手に職もない当時4児(今は5児)の父親である私を主とする村上家が、オランダ移住して約1年10ヶ月、どうやって生き抜いて来たか生の体験をお届けする「オランダのリアル」質問会のリポートを綴ります。

当初告知は1ヶ月を切っており、1組も来なかったらリポートもヘッタクレもないギャンブルでしたが、意に反して?!私のブログのみの告知で、なんと東京4組、大阪6組、丁度その時期にオランダに下見を兼ねて夏休みの旅行に来られていたご家族1組は後日オランダで、合計11組もの皆様にお集まり頂きました!

1組も問い合わせすらなかったですテヘッ・・・という内容のブログを書かなければいけないと構想を練っていたのですが、取越し苦労となりました。ありがとうございます。

こんな私の企画にご参加頂けたことももちろんですが、これだけお集まり頂けたということは、オランダ移住を視野に入れておられる、興味のある方々が、潜在的にもまだたくさんいらっしゃるということですよね。

質問会が終わってからそのことを知ったという方々からのメールもいくつか頂いて、まだまだオランダ移住への関心の高さが伺えます。

この企画の主旨としては、自分達がそうだったように、移住前はどうしても想像の範疇を越えることが難しく、ネットでは自分達にとって良い情報ばかりが印象に残ってしまいがちで、情報が少ない中、自分達に都合の良い解釈で移住した結果、こんなはずじゃなかったのにと相当なストレスを強いられたり、トラブルになったり、早々に帰国する羽目になったりという事例も聞こえて来ることが時々あり、特にフリーランサーとしてオランダでお金を稼ぐという一番肝心な部分の情報が希薄に感じていたのと、子供の教育環境が日本と比べて優れている部分はもちろん、日本の方が優れていると感じる部分ももちろんあるということなども正直に伝えたいという考えでした。

自分達の体験を含め、実際に移住された方々の様々な状況を加味しながら、とにかく我が家の約1年10ヶ月のオランダ生活の全てで良ければ何でも聞いて頂こうという想いで、頂いた質問に包み隠さずリアルに応える為に執り行ったという訳です。

ついでに金銭的支援もお願いしようと(笑)

我が家が現在上は8歳から下は生後約半年まで思いきり子育て中ということもあり、やはりお集まり頂いたのは同じぐらいの子育て世代の方が大半でしたが、中には初の海外留学を控えた学生さんや、とにかく一回海外に挑戦してみよう!という若いご夫婦、既に現地での就職先が決まっているものの、オランダ生活を不安に思われている奥様の為の情報収集に来られた優しい旦那様など、様々な方々にもご参加頂けました。

東京では僕が成田空港に降り立った日の午後に、東京駅近くのカフェで4組同時にお集まり頂き、僕が関空へ向かう国内線のフライトに合わせてお店を出るギリギリまで。

後日、大阪ではなんばパークス内のカフェで、学生さんと用事のあった一家族とそれぞれ個別でお会いした後、これまた4家族同時にお集まり頂き、時間の許す限り質問を受け付け、ディスカッションしました。

傾向としては女性陣(奥様)がお子さんの為やご自身の夢の為、海外移住を実現させたいという強い気持ちなのに対し、とは言っても現実問題生活費をどう捻出するか?今の仕事はどうするのか?先行き不透明な現状に対して、簡単には踏み切れない男性陣(旦那様)という当然の悩みの段階のご家族。

今すぐにではないけど、数年後に移住を実現する為や、もう既にオランダ移住するという意志は固まっていて、その情報収集の為にご参加頂いたご家族という大きく分けて2タイプに分類されるのではないかと分析しました。

自分自身の体験や周りの同じ状況のご家族、フリーランサーの方々から聞こえて来る生の声などから、家さえ契約出来ればオランダに住むこと自体はさほど難しくないが、移住して0“ゼロ”の状態からユーロを稼ぎ生活を成り立たせて行くことが非常に難しいということ、英語が出来ることとお金を稼ぐこととは全く違うということ、国民のほとんどが英語を話せるとは言え、やはりオランダ語が出来ないと就職はもちろんアルバイト自体も決まりにくい現実や実際にかかる家賃や生活費が日本よりも相当多い状況、日本での継続した収入がないとたちまち資金繰りが困難になる現実問題、短いスパンで変化する移民のルールや手続き方法、あらゆるシステムや文化・常識の違いで戸惑うことは日常茶飯事、そもそも家を見つけること自体が最大の難関であること、お子さんが現地校に馴染まず悩む方も多いことなど、自分自身が知りうる限りのリアルな情報を余すことなくお伝えしました。

楽しいことや辛いこと、住んでみないと分からない、ブログだけでは伝え切れない細部やオランダ移住の現実を事細かにお応えさせて頂きましたので、移住に関してはより慎重に吟味して頂く材料になったのではないかと思います。

実際に決断したことで予想出来ない新たな人生の展開が、我が家にとっては良い方に転がったので、そういった一事例として参考にしていただく一方で、一言起業と言っても当然思うようには運ばない現実が待ち受けているということなどを踏まえ、来た方がいいとも言えませんし、やめておいた方がいいとも言えませんが、どちらかと言うとチャレンジという大きな一歩を踏み出すことで見たことのない景色、味わったことのない感情を体験出来るというのは、踏み出した者だけの特権だということもまたリアルなのかもしれません。

何だかんだ結局のところは自分(達)次第という結論になってはしまいますが、今後もリアル質問会の需要があるならば機会を設けたいと思いますので、ちょくちょくブログをチェックして頂けるとありがたいです。

一緒にディスカッション頂いた東京・大阪それぞれ4家族とグループLINEを組んで、オランダ移住に関しての情報を共有して行きましょうということになりました。皆さんのオランダ移住に向けて協力していければと思います。

ちなみにリアル質問会の参加費は、得意!?の「言い値」にさせて頂いたのですが、合計いくらになったかは平均価格が割り出せてしまいますので、控えさせて頂きます(笑)

カテゴリー: 日本

Tomo Murakami

英語できない、手に職もない村上家の主、4姉妹のパパが2016年10月末より無謀にもオランダに家族で移住し、2018年4月オランダで5人目の女の子が生まれた奮闘記録第二章

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial